タレント・モデル　大城様にご講演いただきました

お二人目は　大城 早貴様です。

大城様は沖縄出身の28歳、１歳半のとき耳の病気で聴覚を失いました。そのような状況の中、2009年のミスユニバースジャパン全国ファイナリスト。2012年は沖縄ファイナリストになりました。そして現在はタレント、モデルとして活躍中です。

大城さんは聴覚障がい者ですが、手話ではなく言葉で殆ど不自由なくコミュニケーションをとることができます。相手の口元を見て話していることを理解し、小さい頃から行なってきた訓練で話すことが出来るのです。 

今回毎年２回ニューヨークとロサンジェルスで開催される「IMTA」（インターナショナル モデリング アンド タレント アソシエーション）というオーディションにチャレンジします。IMTAには毎年世界各国から数千人の応募者が参加、１週間のオーディションを経ていろんなジャンル合わせて数百人が合格し、世界で活躍するプロのタレント、モデルが誕生します。過去このオーディションで誕生した女優、俳優にはケイティ･ホームズ、イライジャ･ウッド、アシュトン･カッチャー、スーパーモデルのジェシカ･ホワイトが有名です。アメリカでは、障がい者の役は障がい者が、日本人の役は日本人が演じるということが大原則です。聴覚障がいを持つ日本人女性としてハリウッドの舞台を目指しています。

「弱みは強みである」このことを世界に発信するために、そして障がい者の方々に勇気と希望を持っていただくために、自分自身が世界で活躍できるリーダーを目指し頑張っていきます。また、ハリウッドに行くことにより、殆ど知られていない「デフリンピック」（4年に１度、夏季、冬季に開催される、聴覚障がい者のスポーツ競技世界大会）の告知や理解に貢献したいとも思っています。

今年は、アメリカのNYヒルトンホテルにて7月20日～24日までIMTAのオーディションに参加されます。残りの３ヶ月、一所懸命レッスンに励み勝利を勝ち取ってきます。

皆様のご支援よろしくお願いいたします。

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