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一般財団法人 レオ財団

月例会・勉強会

NPO法人ママの働き方応援隊 理事長 合田 三奈子(ごうだ みなこ) 様にご講演いただきました。

ママの社会起業

 

NPO法人ママの働き方応援隊 理事長 合田 三奈子(ごうだ みなこ)様

2018.11.14
テーマ:ソーシャルワーク

 
 

4児の母であり、全国に2300人もの母親を束ねるNPO法人の代表理事として活躍中の合田さん。

ご自身の日常を通して考える、社会問題とその解決方法とは?

 

「赤ちゃんには人と人を繋げる力がある。赤ちゃんと一緒に、自分達の街を自分達で創ろう」

 

自然体で快活な笑顔が印象的な合田さんですが、第一子の出産とお母様の介護のタイミングがほぼ同時に訪れたと言います。
その時、「私から“働く”という事を除いてしまうと、アイデンティティーを見失ってしまう・・・」と感じ、子育ても介護も仕事もしていく事を決意。

 

合田さん1

 

自分に出来る事は何かを模索している中で出会ったのが、NPO法人ママの働き方応援隊。

カナダの「ルーツオブエンパシー」という授業を基に日本版に発足した「赤ちゃん先生」プロジェクトが動き出したタイミングだったそうです。

 

赤ちゃん先生とは?

 

赤ちゃんがお母さんと一緒に学校を訪問し、命をテーマに授業を行います。

小学校であれば、寝がえりの時期から歩き出すまでの成長段階を子ども達も目の当たりにし、泣く事しか出来ない赤ちゃんの気持ちを考える事で、自ら問題解決していく意識を促します。

また、高校や大学においては、結婚や出産を含めたキャリアデザインをテーマに導入が進んでいるそう。

 

赤ちゃん先生の意義は、いじめや自殺が多い昨今の背景にある、

自己肯定感やセルフイメージ、自己受容が欠けている日本において、赤ちゃんとの触れ合いを通して解決していく事

にあります。
そして、子育て中のお母さんが社会参画できる仕組みにも大きな意義があると言います。

 

出産を機に仕事を辞めてしまう女性の割合は60%と言われており、その理由は3つ。

・かわいい時期に他人に預けたくない
・立場的に不利(保育費と収入のバランス、子どもの病気で会社に迷惑をかけてしまう)
・夫の扶養範囲内でという考え方

 

子どもがいるから仕事が出来ない、または仕事をしないという考え方から、育児中だからこそ出来る事を仕事にし、自分に合ったバランスを模索していく事。

それこそが、出産後の母親が陥りがちな「社会から切り離されていく感覚」や「孤独になっていく感覚」を大きく変えるきっかけにもなると。

 

合田さん2

 

また、合田さんの活動は赤ちゃん先生に留まりません。

 

「赤ちゃんと一緒に、自分達の街を自分達で創る」

事を通して、高齢化しコミュニケーションが希薄になっていた地元で、地域の繋がりの活性化を促す施設を複数展開。

 

更に、NPOに所属するメンバーそれぞれが、

子育て中だからこその発想で、自身の地元で様々なサービスを生み出し、地域の活性化に貢献している

というママの働き方応援隊。
母親ならではのアイディアや解決策にご期待いただき、これからの活動に、是非ご協力下さい。

 

◆プロフィール
NPO法人ママの働き方応援隊 理事長。
子育て中の女性が仕事を通して成長できる「場」を創り出す。
仕事では子連れがデメリットと考えられがちな中、4人の子どもを育てながら「子育て中がメリットになる働き方」を追求している。
これまで子育て・仕事・親の介護と日々直面する課題を、地域の人が繋がる場をつくることで解決。
働くママが自身の関わる地域課題に目を向け、解消することで出産後も女性が働き続けやすい社会を目指している。
◆NPO法人ママの働き方応援隊
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